副業やフリーランスとして活動を始めた方にとって、「ホームページ」はまさにあなたの履歴書であり、オンライン上の名刺代わりになります。
私も初めて自分のホームページをつくろうと思った時には、いざ取り掛かってみると何から始めたら良いかわからないところが多かったりしました。
もしかしたらあなたも同じような悩みを抱えているかもしれません。今回は私の経験も踏まえ、「ワードプレス」でホームページを作り始めるための5つのステップを詳しく解説していきます。
①ホームページ制作の目的を明確にしょう
②誰に向けてのコンテンツなのか設定しましょう
③WordPressをつくるためのレンタルサーバーを選定
④Web上の住所となる「ドメイン」を設定
⑤WordPressのホームページのデザインとなる「テーマ」を設定
WordPressでホームーページ制作する目的とは
ホームーページはオンライン上にあるあなた自身の基地でもあり、取り組まれている事業の店舗でもあります。実際の実店舗を作るコストを考えると月額数千円で出来るコスパ最強の販売促進方法でもあります。
最近副業やフリーランスとして事業を始められた方が、集客の方法としてSNSやホームーページ作りを検討されると思います。手順さえ踏まえれば短期間で出来ますが、何のためにホームーページ制作が必要なのかという目的を明確にすることです。
ホームページの目的を考えよう
事前に、あなたがホームページを持つことの目的をしっかりと考えましょう。あなたのホームページがどのような役割を果たすか、その目的を明確にすることが重要です。
私も当初はワードプレスなら短期間でホームページを作れると思っていました。いざ初めてみるとホームページの目的がはっきりしていなかったため、なかなか先に進まない時期がありました。
何をアピールするのかは自身の事業の事やポートフォリオ(制作見本)などを明確にすると進めやすくなります。「ホームページ」の主な役割の一つとして集客があります。他のSNSと掛け合わせて効果的なオンライン集客のネットワーク作りの中核となりえます。
ターゲットオーディエンスの特定
次に、あなたのホームページのターゲットを設定しましょう。誰に向けてコンテンツを提供するかを考えることで、効果的なコンテンツ戦略を立てることができます。
WordPressを使うためのレンタルサーバー選定
あなたにとっての目的が明確になり、「ペルソナ」設定が終わったら、次に具体的な作業に入ります。インターネット上にホームページを作る準備をしていきます。
無料で利用できるホームページ作成サービス(WixやSTUDIOなど)では、作成費用がかからないメリットがあります。しかし、自身の事業に関連しない広告が表示されたり、SEO対策においても性能が劣ってしまいます。そのため長期的な展望を考慮するとワードプレスを使ってホームページを自作する事をお勧めします。
ワードプレスではホームページを作るためのコーディングの知識が無くても作成できる仕組みです。デザインやテーマのテンプレートもたくさんあります。また、SEO対策を考慮した設計になっているところもありがたいですね。
レンタルサーバーの比較と選定
まず必要になってくるのがレンタルサーバーとの契約です。レンタルサーバーとはホームーページ情報を保存しておく場所の事になります。レンタスサーバー会社は色々とあって迷うところですが、使いやすさや予算などを考慮していく必要があります。以下お勧めのレンタルサーバーを紹介します。
❶ConoHa WING(コノハウィング)
初心者にも取り扱いしやすいレンタルサーバーです
- 表示速度の速さや安定性、管理画面の操作のしやすさなど
- 初期費用が無料
- 独自ドメインが2個無料で使える
\コノハウィングの公式サイトはこちら/
❷エックスサーバー
歴史が長く、性能や実績があり国内シェアNo.1のレンタルサーバーです
- 利用者が多く情報も多い
- 障害がすくなく大きな事故もなく安定している
- 大量アクセスにも強く安心
\エックスサーバーの公式サイトはこちら/
私の場合は「ConoHa WING」を使っています。
「ConoHa WING」は管理画面が非常にわかりやすく使いやすくなっています。「WINGパック」には「WordPressかんたんセットアップ」機能が初心者にも便利で簡単ですよ。
適切なドメイン名の決め方
ドメイン名はあなたのホームーページやイメージを表す重要な要素です。事業内容やテーマに合った名前を選ぶことで、覚えやすさや認知度を高めることができます。
ワードプレスでは独自ドメインが設定できます。あなただけのインターネット上の住所のようなものです。
❶独自ドメインを決める手順として、「.」で区切られた一番右側の部分(トップレベルドメイン)を決めます。上記図のような「.com」「.net」などになります。ドメインの種類ごとに特徴や意味が異るため、自分の業種や希望に合った種類を選ぶことが必要になります。一般的なドメインとしては「.com」が幅広く利用されていて、迷われたら「.com」しておけば間違いないです。
❷次に上記図にある「セカンドレベルドメイン」を決めます。ここでは個人の持つ特徴やブランドイメージを任意に表現できる文字列になります。そのため第三者から見てわかりやすく、また短く覚えやすい文字列を考えましょう。
「独自ドメイン」を設定する際の注意点は次の3つです。
ドメイン取得の手続き
ドメイン取得の手続きのおすすめは前述した「レンタルサーバー会社」と契約する際に、一緒にドメインを取得する方法です。ドメイン取得に関わる設定全般をレンタスサーバー会社が一括して行ってくれるため手間がかかりません。
WordPressのページデザインとレイアウトの構築
ホームページのデザインとレイアウトは、訪問者に与える第一印象を左右する重要な要素です。そこでワードプレスのテーマ選定から、モバイルフレンドリーなレスポンシブデザインの重要性までを考えてみましょう。
WordPressのテーマ選定とは
ホームページのデザインを決める際には、ワードプレスのテーマ選定が重要になってきます。無料、有料それぞれメリット・デメリットがありますが、予算に合わせて始めましょう。アクセスをあげて集客したい場合は有料テーマの方がよりメリットが活かせそうです。
人気の高いテーマ7選
❶SWELL
❷Cocoon
❸Lightning
❹JIN
❺SANGO
❻AFINGER
❼THE THOR
ちなみにこのサイトでは「SWELL」を使っています。どのテーマにするのか迷ったら「SWELL」一択です。プログラミングの専門知識がなくてもデザインのカスタマイズが簡単にできるところがいいですね。
\お勧めのテーマ「SWELL」の公式サイトはこちら/
ホームページでのコンテンツ戦略とは
自作でホームページ制作することによって、あなたの声を届ける大切な窓口になります。そこで、コンテンツ戦略の構築に焦点を当て、訪問者に魅力的な価値を提供する方法を考えてみましょう。
提供する価値の明確化
あなたのホームページを訪れる人々にとって、どのような価値を提供するかを考えましょう。あなたの得意分野や専門知識を活かし、訪問者があなたのサイトから得ることのできる情報やアイデアを明確に示すことが重要です。
コンテンツの種類と更新頻度の決定
次に、提供するコンテンツの種類と更新頻度を考えましょう。ブログ記事、ポートフォリオ、アドバイスコラムなど、どのような形式で情報を提供するかを決め、定期的な更新プランを立てることが大切です。
例えば、ブログ記事のページであればまず記事構成の骨組みを考えて、テーマごとに更新をしていくようにします。
レスポンシブデザインの重要性
現代のウェブは、スマートフォンやタブレットからも快適に閲覧できることが求められます。レスポンシブデザインを採用することで、異なるデバイスからのアクセスにも適切に対応できるホームページを作成しましょう。
ホームページコンテンツの制作と編集
コンテンツはあなたのホームページの肝になります。この章では、SEOに配慮したコンテンツ作成と視覚的なコンテンツの活用に焦点を当て、読者を魅了するコンテンツを作成する方法を考えてみましょう。
SEOに配慮したコンテンツ作成
あなたのコンテンツが検索エンジンで上位表示されることは、新たな読者やクライアントを引きつけるために不可欠です。キーワードリサーチやメタデータの最適化を通じて、SEOに配慮したコンテンツを作成しましょう。
例えば、私の友人の場合は、旅行に関するブログを運営しています。彼女は特定のキーワードを調査し、記事のタイトルや見出しに適切に組み込むことで、検索エンジンの検索結果で目立つようにしました。また、各記事のメタデータを最適化することで、読者が彼女の記事を見つけやすくなりました。
視覚的なコンテンツの活用
文章だけでなく、視覚的なコンテンツも重要です。画像を使うことで、読者の興味を引きつけ、コンテンツをより魅力的にすることができます。
画像を使うにあたっては「Canva」という画像編集ソフトが大変便利です。テンプレートが豊富でまた無料プランでも充分な質と量があります。背景やテキストをカスタマイズすれば簡単に画像が作れます。操作方法も簡単にドラッグ&ドロップで画像の挿入や編集ができる優れものです。
「Canva」の基本的な使い方についてはこちらの記事をご覧ください。
ホームページの公開と運営
ホームページの公開後、サイトを継続的に最適化して成果を上げるためには、適切なテストと分析が必要です。この章では、サイトのテストと最適化、そして分析ツールの導入と活用について考えてみましょう。
サイトの登録と最適化
ホームページの速度や機能をテストし、改善の余地を探ることは重要です。ユーザーが快適にサイトを利用できることが、成果を上げるための基盤となります。
「Google Search Console」を登録しておきましょう。ウェブサイトの検索エンジンでの表示状況やクローリングの問題点を確認するためのツールです。検索の順位や表示回数、クロールエラー、リンク情報などを確認できます。また、サイトのインデックス登録を行うことができます。
分析ツールの導入と活用
分析ツールを導入してトラフィックやユーザー行動を詳しく分析することで、サイトの改善点を見つけることができます。Google Analyticsなどのツールを使い、データに基づいた意思決定を行いましょう。
「Google Analytics」を導入して訪問者の行動を追跡しましょう。ウェブサイトの訪問者数やページビュー、コンバージョン率などの詳細な分析情報を提供するツールです。どの記事が最も人気であるか、どのページで離脱が多いかなどを把握し、コンテンツ戦略の最適化に活用できます。
WordPressで始めるホームーページ制作のまとめ
個人のホームページを構築する手順について紹介しました。副業やフリーランスとして活動を始めたあなたにとって自身のホームーページがオンラインの情報発信源としての役割を果たします。
目的を明確にし、「ペルソナ」を設定することで、あなたのホームページが与える価値を高めましょう。独自ドメインとレンタルサーバーの選定で、あなたのブランドのアイデンティティをオンライン上に築き上げます。
私も最初見よう見まねで始めました。サーバーやWordPressの知識は書籍や「Udemy」で少しずつ学習していきました。職業訓練校で学んだプログラミングの知識も役に立ち個人のサイトも立ち上げることが出来るようになりました。CMSの知識やスキルが身につくとクラウドソーシングなどで収入を得ることもでき非常に良い経験になりました。
デザインとレイアウトが、読者の心に響く最初の印象を作り出すので、ブランドイメージに合ったワードプレスでのテーマを選択しましょう。ワードプレスではスマートフォンやタブレット端末でもレスポンシブ対応でて適切に表示されます。
コンテンツ制作と編集では、SEOに配慮してキーワードを組み込むことや、視覚的な要素の活用が重要です。読者の心に訴えるストーリーと美しいビジュアルを組み合わせ、真のコネクションを築きましょう。